Lab-Grown Diamonds とは 「違いは“背景”、輝きは“本物”」
ラボグロウンダイヤモンドとは、地球の奥深くで生まれる天然ダイヤモンドと科学的・物理的にまったく同じ成分と構造を持つダイヤモンドです。
最先端のテクノロジーにより、**高温高圧(HPHT)または化学気相成長(CVD)**といった方法で、ラボ(人工環境)内に天然と同じ結晶構造を再現します。
数週間〜数ヶ月をかけて、自然と同じ条件で結晶化されるこのプロセスにより、天然ダイヤモンドと一切違いがない美しさを生み出します。
その輝きは、天然ダイヤモンドと同じように4C(カット・カラー・クラリティ・カラット)で評価され、鑑定書も発行されるほどのクオリティです。
天然との違いは、「どこで、どうやって生まれたか」だけです。
| 項目 | 天然ダイヤモンド | ラボグロウンダイヤモンド |
|---|---|---|
| 成分 | 炭素(C) | 炭素(C) |
| 結晶構造 | キュービック構造(正四面体) | キュービック構造(正四面体) |
| 硬度(モース硬度) | 10 | 10 |
| 輝き・屈折率 | 屈折率 2.42 / 輝き・ファイア性あり | 屈折率 2.42 / 輝き・ファイア性あり |
| 生成場所 | 地球内部(高温・高圧の自然環境) | 人工ラボ内(高温高圧法 または CVD法) |
| 生成時間 | 数億年 | 数週間〜数ヶ月 |
| 環境負荷 | 高い(採掘・土地破壊・水消費など) | 低い(採掘不要・クリーンエネルギー利用も可) |
| 倫理性 | 紛争や搾取の可能性がある場合も | コンフリクトフリー / トレーサビリティあり |
| 価格帯 | 高価格帯 | 天然に比べて約30〜50%リーズナブル |
| 鑑定書 | GIA / IGIなどによる評価あり | 同様にGIA / IGIなどで評価され、4C基準で鑑定される |
| 個体差 | 自然由来のためインクルージョン等にばらつきあり | ラボ内制御により高品質な石が安定して生成されやすい |
| 感情的価値 | 「自然の奇跡」や「歴史的価値」を重視する人向け | 「持続可能性」や「現代的価値観」を重視する人向け |
AURAがラボグロウンダイヤモンドを選ぶ理由
私たちは、ラボグロウンダイヤモンドの可能性を信じ、その魅力と価値を広く伝えるアンバサダーでありたいという使命を持っています。
なぜラボグロウンダイヤモンドを支持するのか?ーそれは天然ダイヤモンドには深刻な問題があると考えているからです。
環境破壊
採掘による土地の損傷
オープンピット(露天掘り)や地下掘りの大規模な採掘で、山や森林が破壊されます。
水の大量消費と汚染
ダイヤモンド採掘には大量の水が必要で、周辺の水源が枯渇・汚染されるケースも。
二酸化炭素排出
採掘・運搬の過程で膨大なCO₂が排出され、気候変動にも影響。
倫理的な問題(コンフリクトダイヤモンド)
武装勢力の資金源
一部の地域では、ダイヤモンドの売買が武力紛争の資金源となってきました。
通称「ブラッドダイヤモンド(血のダイヤ)」と呼ばれます。
児童労働・過酷な労働環境
安全が保障されない採掘現場で、子どもや低賃金労働者が働かされている例もあります。
トレーサビリティの不透明さ
流通経路が複雑で、「この石がどこから来たのか」が明確でない場合も多いです。
価格の不透明性と希少性神話
天然ダイヤモンドは市場において「希少価値が高い」とされますが、実際は供給量がコントロールされているとも言われています。
特定の企業グループが供給を管理することで、意図的に価格が高く保たれている可能性も。
現代の価値観とのギャップ
消費者の意識が「サステナブル」「エシカル」に向かう中で、
背景が不透明なダイヤモンドは“選ばれにくくなってきている”のが現実です。
AURA‘s Diamonds-4C POLICY
AURAでは、すべてのラボグロウンダイヤモンドにおいて、国際基準である「4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)」を軸に、
厳格な品質管理を行っています。
AURAで使用するラボグロウンダイヤモンドは全て下記のグレードを保障いたします。
カラット:Gカラー以上
クラリティ:VS2以上
カット:Very Good以上
